エングレービングアンティーク銅版画 ファーストコミュニオンに臨む少年少女と貴婦人 古いペーパー
フランスのアンティークの銅版画。
初聖体式:ファーストコミュニオンに臨む
白いドレスとボネとヴェールで正装した
清らかな美しい少女と
正装してボウタイを首元と腕に結び
赤い布を巻いたキャンドルを手にした少年、
シックなピンクのドレスと
ブルーのリボンの帽子で
ドレスアップした後姿の貴婦人を描いた
室内/教会内の情景の古いペーパーです。
子供も婦人も手に聖書を携えています。
3人は親子、母と子でしょうか。
少女の右奥に祭壇、イコンが見えます。
おそらくパリのクチュリエ:
オーダーメイドの高級注文洋裁店の
(雑誌の挿入)モード広告かと。
少女の三層のドレスは随所に
プリーツ、フリルがあしらわれた
とても凝ったお仕立て。
少年のスーツはカラーとラベルに
異素材を使っている様に見え
お母様がオートクチュールで
一生に一度の衣装を誂えたよう
御婦人のドレスは後姿だけでも麗しく
プリーツを纏めたコード装飾のボウには
尖端にポンポンが。
少女に何かアドバイスなど
声がけをしている光景に見えます。
銅版に直接彫金的作業を行う
工芸的な銅版画ならではの
繊細でシャープ、緻密な描写が美しく
色彩は後から手彩色との説明でした。
以下は素人計測の為
誤差をご容赦くださいm(_ _)m
縦:30.2㎝
横:21.8㎝
上部裂け目深さ:6㍉
紙が折られた経緯の無いまっすぐの状態です
殊に紙の上端と右端のほうが
色変(色焼け)が見られ薄茶になっています。
上述の様に上部中央に裂けが見られますが
額装時には隠れ、目立たないと感じます。
全体的に小さなしみや擦れ、色変
軽い折れがありますが
古い紙としては良い状態かと思います。
年月を経た古い紙の特徴と現状を
ご理解くださるかたに。
銅板画は「凹版」と呼ばれ
銅版に様々な方法で凸凹を彫付け
凹んだ部分にインクを摘めて絵柄とし
紙に写し取る描き方。
技法は腐食液を使うエッチング、
直接版を引掻くドライポイント、
特殊なビュラン刃で版を彫る
エングレービング、
細かく施した溝を潰しつつ描くメゾチント等
1stコミュニオンの家族の装いの絵を
目にした機会はあまりありません。
気に入ってくださった/お探しのかたに
ご鑑賞戴けましたら嬉しいです
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